Calender

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>

Categories

Archives

Recent Entries

Recent Comment

  • 札幌国際短編映画祭 子ども審査員
    Aro (09/20)
  • 札幌国際短編映画祭 子ども審査員
    Kai (09/19)
  • 映像翻訳フォーラム 行ってきました!
    アロー (03/28)
  • 映像翻訳フォーラム 行ってきました!
    Kai (03/25)
  • 映像翻訳フォーラム行ってきました!
    ARO (04/03)
  • 映像翻訳フォーラム行ってきました!
    imai (04/02)
  • 「ホビット 竜に奪われた王国」見ました!
    ARO (03/22)
  • 「ホビット 竜に奪われた王国」見ました!
    Kai (03/13)
  • 新年あけましておめでとうございます
    Aro (01/03)
  • 新年あけましておめでとうございます
    Kai (01/02)

w closet×JUGEM

翻訳

私の本棚(3)

今日ご紹介するのは、フロスト警部シリーズの最新刊「冬のフロスト」です。
 
フロスト
「クリスマスのフロスト」「フロスト日和」「夜のフロスト」「フロスト気質」と来て、日本に紹介されるのは5冊目です(尚、作者のR・D・ウィングフィールド氏は2007年に亡くなっているので、残された邦訳未刊のものは「A Killing Frost」を残すのみです)。
昨年の夏には出ていたようですが、見逃していました。
 
先月、久しぶりに紀伊の国屋書店で2時間ほどブラついてる時に見つけたんですよ。夏から秋にかけて、車の練習に夢中で書店に足を踏み入れていませんでしたが、やはり本との出会いがないといけないですね。Amazonのあなたにオススメには、「お前に俺の何が分かる!」と反発しながら、きちんと書店に足を運ぶことを2014年の抱負とさせていただきます。
 
さて、日本にもファンの多いフロスト警部シリーズは、古典ミステリーの時代が終わりを告げた後のミステリー小説が見いだした“個性的な探偵あるいは刑事で読ませるという手法にきちんと則った正統派のキャラクター物です。
 
ただフロスト警部の個性は、刑事コロンボを始祖とする見た目は冴えないが実は切れ者というありがち個性キャラクターにひねりを加えて、見た目どおり頭のほうも冴えない本当にだらしない刑事という点です。
 
犯人をこいつと決めつけたら、それを裏づける証拠を捜し始めるという昨今聞き漏れてくる現実と比べても、ちょっとしゃれにならない捜査手法は、大抵空振りに終わります。署にしょっ引いてきた容疑者に尋問する場面が何十ページにも渡るのに、伏線でも何でもなく、本当にただの見込み違いだったということもざらです。また当て込んでいた証拠が科学捜査の結果、証拠にはならなかったので、怒りに任せて脅してみたら自白し始めたなど、常にドタバタです。現場の捜査の段取りくらいはさすがにつけますが、「メンタリスト」のパトリック・ジェーンのように鋭い視点で手がかりを見つけ出すというようなことは皆無です。
 
もちろん、ある程度の正義感と情があり、ほろりとさせる話もありますが、基本的に下品でだらしない男やもめです。
 
本来なら脇で光りそうなタイプですが、これを主人公に持ってきてウケるのが、いかにも英国っぽいですね。アメリカではウケないでしょう。アメリカ人はやる時はやるキャラクターは好きですが、いいところがひとつもないキャラクターは努力不足と断罪されるでしょう。
 
もうひとつフロストシリーズの魅力は、まるで本物の警察の現場のように、本筋の脇で酔っ払いを留置場に放り込んだり、街娼をたまに申し訳程度に追い払ったりといった脱線話が入ってくるところです。そのため、フロストは大抵3〜4つの事件を並行して捜査を進め、あっちに顔を出し、こっちに顔を出しといった感じなので、しょっ引いてきた容疑者の尋問を忘れて放置したり、容疑者が目の前にいるのに、「どこかで聞いた名前だが誰だっけ?」という感じで素通りさせたりとドジのオンパレードです。
 
登場人物も多く、事件がいくつも並行して進むので、本来読みにくい小説のはずなのですが、正直犯人が誰かというのはどうでもいいレベルなので、フロストの巻き起こす珍騒動の疾走感だけで、上下巻それぞれ500ページ程度というボリュームも一気に読めてしまいます。
 
ちなみに犯人も切れ者はいません。大体、アブノーマルな嗜好を持った性犯罪者で、頭脳戦といったレベルのやり取りは全くありません。
 
どこにでもいる少年が…という文句で始まる映画や小説は、大抵どこにでもいない人物(王家の血を引く者とか、数学の天才とか)が主人公になり、非日常的な世界に飛び出していくのですが、フロスト警部シリーズには、そういった要素はひとつもありません。本当にどこにでもいる程度に優秀な刑事、だらしない警部、ケチな犯罪者、暴力的なチンピラが、新聞・テレビで普通に年に数回見るような事件を巡ってバタバタする話です。
 
ただ、なぜかぐいぐい読まされることは請け合いなので、お勧めです。
 
そして翻訳文学のいいところは、本そのものが字幕翻訳者にとって同業の文芸翻訳者さんのひねり出してくれた訳語、慣用句、翻訳表現の見本市のようなものだということです。今、ランダムに開いた1ページだけでも「すごすごと」「神経に障る」「下心」など字幕にぴったりの表現がどんどん出てきます。
 
どうせ本を読むなら字幕の勉強に役立てたいという方は、やはり翻訳小説を読むのが一番ですね。
 
  • 2014.01.15 Wednesday
  • 22:19

一般

新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。
 
2013年は、家族と共に札幌に移住し、さっぽろ字幕翻訳スクールを開校するなど、私にとっては大きな変化の年であり、多くの新しい出会いに支えられた年となりました。
さっぽろ字幕翻訳スクールはおかげさまで、英語基礎コースに韓国語実践コース、秋には英語実践コースに2期目の英語基礎コースと順調に講座を開講させていただいております。
2014年春には最初の卒業生も出ますし、札幌から多くの字幕翻訳者が生まれることを願っております。
 
2014年も引き続きよろしくお願いいたします。
 
さて、前回のブログで制作経過を報告しましたナノブロックの蒸気機関車ですが、年末に完成しました。
 
こんな感じであとひと息まで来て、
 
蒸気機関車完成前
 
これで完成です。

蒸気機関車完成
 
 
全部で6〜7時間で作り上げました。翻訳の合間のいい気分転換になりますし、吹雪の夜中に暖かい部屋で、一人背中を丸めてコツコツやってるのが、なかなか心地いいです。次は姫路城あたりを狙っています。

姫路城
 
そして、年末に観た「ゼロ・グラビティ」ですが、IMAXシアターの凄さを実感したいと思い、ユナイテッド・シネマまで行ってきました。実は2013年の初めに「ホビット/思いがけない冒険」でもIMAXシアターに行ったのですが、この時は60fpsの映像のクオリティーの高さを確かめに行きました。そして、今回の「ゼロ・グラビティ」は何が違うと評判だったのかというと“音”です。

ゼログラビティ2
 
IMAXシアターの音(というかドルビーの最新のサウンドシステム“アトモス”)は、あまり難しいことは分かりませんが、簡単にいうとスピーカーの数を増やして、各スピーカーに割り当てる音を細かく調整して、音に包み込まれるような感覚(サラウンド)を実現しているということのようです。たとえば映画館の天井に右から左まで10個のスピーカーを設置して、右からヘリコプターの飛行音を出し、それが順番に左へと移っていくとまるで頭上をヘリコプターが通過したような感覚が体感できるという具合です。
 
さて「ゼロ・グラビティ」は基本的には無音の宇宙が舞台ですから、音はより効果的な使われ方をしています。静寂の中、急に宇宙船の機器の作動音が聞こえてきたりすると一気に緊張感が生まれるのですが、この音が複数のスピーカーを移動するので、遠くのものが近づいてくる(逆に遠ざかっていく)感覚が3D映像とも相まって五感すべてに訴えてきます。
 
といっても「ホビット」の時もそうですが、映画が始まって30分もして物語に引き込まれると、3Dもサラウンドも忘れてしまうんですよね。まあ、そこまで物語に没入できるのは3Dとサラウンドのおかげということも言えるのですが、ドラクエ気任眛韻犬茲Δ並慮海呂△襪錣韻如観る人の感情を前のめりにさせるのはいろんな手段があるということかと思います。
 
映画のほうはディズニーランドやユニバーサルスタジオにあるアトラクションの超豪華版という感じです。宇宙に実際にいる感覚に90分間どっぷり浸れて、ジョージ・クルーニーのスカした案内役がまたニヤリとさせます。これで2200円ならアトラクションの料金としてはお得ですね。すっごく楽しめます。
 
ただ映画代の1800円ってどうにかならないですかね?「ゼロ・グラビティ」や「ホビット」のような大画面で楽しむ映画しか観に行かなくなります。ベン・スティーラーの映画とかを映画館で観たら、「外したらどうしよう?」かと思うと、怖くて観に行けません。800円くらいなら、年間20本くらい映画館で観たいんですけどねぇ。
 
ちなみに無線通信がセリフの大半を占めるので、字幕をイタリックにする意味がほぼ失われています。もうここまできたら、映画会社の英断で全部 正体でいいだろと思ってしまいました。
 
それでは、皆さん2014年もよろしくお願いいたします。
  • 2014.01.01 Wednesday
  • 14:56

一般

2013年のクリスマス

2013年も残すところあとわずかですね。
前の会社の同僚が3年も前から、「森澤さん、2013年のカレンダーは最高です!年末年始の休みが9日間もあるんですよ!」と言っていたのが、まさかの会社員の身分ではない2013年の年末を迎えます。
 
私のクリスマスイベントの第1弾は、まずDVDで「パシフィック・リム」を鑑賞。

PRポスター
 
和洋を問わず、昔のモンスター映画って、暗い照明ではっきり見せないことで恐怖をかきたてるってことをしないですよね?直球勝負でモンスターの全身がはっきり見えるというか。まあ、照明の技術的制約もあったでしょうし、絵から写真、映像へと表現媒体が変わっていく最初の50年くらいは、「せっかくフィルムに写し取る技術ができたのに、影なんて写し取ってどうすんの?」って感覚だったのかもしれません。特に怪獣や狼男などの目が作り物感ばっちりで映るのが、ある意味でその時代の映像のトレードマークになっています。
で、日本の怪獣映画へのリスペクトにあふれた「パシフィック・リム」も怪獣の目がばっちり怪獣してます。白目も黒目もはっきり映ってて、おそらく意識してチープに作られています。目がゴモラとかスカイドンっぽいんですよね。

怪獣
ただやっぱりCG技術はハリウッドとその他の映画では技術的にも経験値的にも20年くらいの差がある感じです。「パトレイバー」の実写版を日本で作っているそうですが、「ドラゴンボール」の悲劇は忘れて、こういうのはハリウッドにお願いしたほうがいいんじゃないでしょうか?「パシフィック・リム」は、ロボットの重量感が半端じゃないです。
 
それにしてもハリウッドってアジア系の俳優が手薄ですよね。日本人で呼ばれるのは渡辺謙か菊池凜子で決まり。意外とキャスティングの冒険をしないんですね。大作の主演クラスなら、チョウ・ユンファとチャン・ツィイーでしょうし、「24」や「LOST」で活躍した韓国人俳優もテレビではどんどん使い回されています。

アジア俳優

「エヴァ」や「進撃の巨人」っぽいところは偶然ですかね?ウォシャウスキー兄弟ほどの日本のアニオタではないそうですが。本国でのヒットの規模の割に、日本での興収が好調というのもうなずけます。

この初号機感!


PR

 それからペントコスト司令官役のイドリス・エルバですが、私がこれまでに見た米ドラマの最高峰「The Wire」のカリスマ売人エイヴォン役の人です。
http://www.superdramatv.com/line/wire/

ワイヤー 
日本版のDVDはないようですね。本当に本当に面白いのに。
 
 
25日は子供たちへのプレゼントと妻のチキンの丸焼きと手作りケーキです。
子供たちには、ポケモン、仮面ライダー鎧武、ダンボール戦記、トミカといったところです。
クリスマス


そして、トイざらすに行った際に、ついでに自分のために買ったのがこれ。
ナノ1


 
ナノブロックの蒸気機関車です。これまで1時間くらいで作れるビッグベンや雷門を作ったことはありましたが、今回のは中型のものでなかなか骨がありそうです。
 
2時間くらいやってこんな感じ

ナノ2
 
さらに2時間くらい

ナノ3
 
あと2時間くらいで完成しそうです。
 
ちなみに超大型のノイシュバンシュタイン城は2万円超。かなり歯ごたえがありそうです。
 
そして、サッポロファクトリーのユナイテッドシネマのIMAXシアターで「ゼロ・グラビティ」。

ゼログラビティ

IMAXシアターは3Dと音の最先端技術を存分に味わえる施設だそうです。札幌ではここにしかないのかな?お値段も2200円とただでさえ高い映画代に上乗せ。しかし1800円って、劇場に来る映画のタイプが偏りますよね。ベン・スティーラーの映画とか絶対に劇場で見ようという気になりません。800円くらいなら選択肢も増えるのに。
 
映画の感想は、蒸気機関車の完成写真とともに次回アップしますね。
 
それでは、皆さんよいお年を。

  • 2013.12.28 Saturday
  • 01:50

一般

冬の札幌

12月に入り、ついに雪も積もってしまいました。
 
でも冬になってもまだまだ遊べるところはたくさんあり、まだまだ観光客気分が抜けません。
 
ということで、サッポロファクトリーのアートアクアリウム展です。


金魚
 
東京などで好評だった金魚の水槽のアートが来てました。思った以上に幻想的です。
 
これは三角形のところが回せて、万華鏡になっています。中はただの鏡ですが、周りを金魚が泳ぐと赤、黒、金色などが映り込んで万華鏡になるというアイデア作品。

金魚万華鏡
 
これは「花魁」というタイトルの大作。妖しい感じですね。

花魁
 
別の日に大通りのミュンヘン市にも行きました。ドイツの国民的料理ソーセージとビーフシチューに舌鼓を打ちながら、クリスマスツリーのオーナメントを物色。
 
ミュンヘン市

ついでに自分のデスクもサンタで飾り付け。

サンタ 

2〜3年したら子供にスキーもやらせたいし、冬の札幌もなかなか忙しそうです。
 
  • 2013.12.16 Monday
  • 19:16

一般

雪かきしました!

知ってはいましたが、冬になると雪が積もるんですね。

雪景色1 

まだそれほど寒くないので、新しい防寒ブーツを履いて、テンション高めで雪かきしました。
 
車の屋根に15センチほど積もってるのが分かります?

雪景色2 

ひととおり落とし終えても、降り続いているので終わっても結局うっすら積もっています。

雪景色3
 
で、こわごわ雪道を保育園に向かいます(下の写真は駐車場を出る前に撮りました)。

雪景色4
 
四季がはっきりしてると、季節ごとの過ごし方が大きく変わってくるのが面白いですね。冬は遠出ができないので、夏に遊んでおこうとか。気軽に外に出られないから、食料はまとめ買い、DVDはまとめ借りしようとか。夏には7時半くらいまで明るかった空が、今は5時には真っ暗です。行動パターンが動物と一緒になりますね。
 
冬ごもりが終わったら、お花のありがたみも違うんだろうなと思い、楽しみにしています。その前に冬の楽しみ方を学ばねば。
 
  • 2013.11.28 Thursday
  • 11:55