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w closet×JUGEM

翻訳

映像翻訳フォーラム 行ってきました!

去る3月22日(日)に、私が以前勤めていたワイズ・インフィニティ様主催の第10回映像翻訳フォーラムに参加してきました。
 
以前は司会や分科会の講師など、フォーラムを作る側でしたが、参加する側としては昨年に続き2度目の参戦です。今回は節目の第10回ということもあり、2階席まで埋まる大盛況ぶりでした。

フォーラム
 
当日の午前中の便で向かったため(前日の夜までよりによって飛行機墜落事故のドキュメンタリーのチェックをしてました…)、特別講演のキネマ旬報社の清水勝之氏のお話がほとんど聞けず、もったいないことをしてしまいました。翻訳の話というよりは、映画離れやそこから映画料金の値下げに踏み切れない悪循環のジレンマなど、映画業界への深い愛と洞察にあふれるお話だったようです。
 
次のパネルディスカッション(1)は、ダブルワーク、地方在住、子育てと字幕翻訳者を取り巻く典型的な環境の中で翻訳をされている方たちのお仕事ぶりが聞けるもので、これから字幕翻訳を勉強する方、今勉強している方には、身近な疑問・不安に答える充実した内容でした。私がワイズ・インフィニティで講師をしていた時の生徒さんや、コーディネーターとして翻訳をお願いしていた翻訳者さんばかりで、そういう意味でも今、勉強している方の数歩先を行く人たちですから、すごく刺激を受けられる話ばかりだったと思います。
 
この辺の事情は、さっぽろ字幕翻訳スクールの講座の中でも実際にお仕事をするには、どういった環境が必要で、どういう人たちが仕事をしているのかといったお話をしていこうと思います。

フォーラムパンフ
 
さて次のパネルディスカッション(2)は、今、勉強している方の数十歩先も行く大ベテラン翻訳者の夢の共演でした。いずれもキャリア30年の大ベテランで、字幕をつけてきた映画の数もいちいち覚えていられないというレベルの方ばかりです。まだ字幕翻訳の学校もなかった時代に現場で鍛えられて、いつの間にか字幕翻訳者になっていたという方たちばかりなので、とにかく個性的です。“今、勉強している方の数十歩先を行く”と書きましたが、実際は歩んできた道が全く違う方たちなので、同じ道を歩む翻訳者はもう出てこないと思われます。
 
どんな業界でもそうだと思いますが、その業界の黎明期に活躍するパイオニアというのは型破りな方たちばかりです。岡田壮平先生なんかは、声優で言えば、野沢那智やささきいさおや広川太一郎という感じです。パネルディスカッション(1)に出ていた方たちは、竹達彩奈や沢城みゆきや花澤香菜という感じです。
 
今後の声優業界に広川太一郎が生まれないのと同様に、字幕翻訳者も林完治先生辺りの世代を最後に、独特の空気をまとった作家性のある翻訳者というのは出てこないでしょうし、どちらが優れてるとも言えない話ですから、今の時代の翻訳者はそのままでいいんだと思います。ですから、今、勉強している方には、学校で体系的に字幕翻訳が学べるという恵まれた環境を生かして、夢に向かって突っ走っていただきたいと思います。
 
映像翻訳フォーラムの後の交流パーティーから、3月23日〜24日にかけてのクライアント様へのあいさつ回りまで、最新の業界事情を仕入れ、これからの1年間の種まきをしてきたつもりです。その辺の情報や空気感は、4月から始まるさっぽろ字幕翻訳スクールのプロ入門コースでしっかり伝えていこうと思います。
  • 2015.03.24 Tuesday
  • 23:32

翻訳

説明セリフ

「映画やドラマを上手に翻訳するには、どうすればいいでしょうか?」
 
生徒さんからいつもいただく質問です。
「日本語表現を磨く」「英語力をブラッシュアップする」「ハコ切りを工夫する」「調べ物をしっかりする」
どれもいい字幕を作るのに必要なことです。すべて正解です。
 
ただ今回は違った視点から映画やドラマの字幕をうまく書くコツ(と私が考えるもの)について書きたいと思います。
 
ノンフィクションの映像と違って、映画やドラマのセリフは大きく3つに分けられます。
 
1つめは、登場人物の感情を表現する感情セリフ、2つめは、物語の筋を伝える説明セリフ、3つめは、1にも2にも当てはまらないその他大勢のセリフです。
 
1の登場人物の感情を表現する感情セリフは、意外と苦戦しません。映画やドラマの登場人物の持つ感情というのは、何かしら自分でも感じたことのあるものですし、たとえ自分では感じたことのないものであっても、映画や小説やマンガなどどこかで目にしたことがあり、想像はできるというものばかりです。人類にとって未知の感情が描かれているものなど、まずあり得ません。そういう意味では、そういったなじみのある感情を表現するための言葉というのは、自分の中から絞り出すことができますし、映画や小説やマンガから表現を拝借してくることもできます。
 
3つめのその他大勢のセリフというのは、単なるYes/Noの返答や、「今日の朝食は?」「サラダとヨーグルトよ」といった当たり障りのない会話のことです。これも問題ありません。
 
最も意識して字幕を作らなければならないのが、2つめに挙げた“説明セリフ”です。
 
「必殺仕事人」を見てると(いや、見てないという人も多いかもしれませんが)、1つめのコマーシャル明けにいきなりどアップの中村主水が「何?!お七が越後屋にさらわれただと?!」ジャ〜ンっていうセリフが来ることがありますよね。これこそが説明セリフの真骨頂であり、最たる例です。

このセリフを聞けば、視聴者は今回のお話のセットアップをすべて理解し、残り40分で起きることもすべて予測できるのです。
「今回のヒロインは、お七という女の子で、悪役は越後屋なのね。いろいろハードルはあるだろうけど、40分くらいに三田村邦彦とか京本政樹が出てきて、越後屋に乗り込んでお七を助け出したら、最後は菅井きんと主水さんのコントでおしまいね」とすべて分かるわけです。
(「あぶない刑事」の舘ひろしがサングラスを外しながら、「何?!銀星会が取引に乗り出しただと?!」というパターンもあります)



中村主水舘ひろし
 

このように次に起きることの原因・理由・動機を説明したものが説明セリフです。
この説明セリフの翻訳がうまくいかない原因はいくつかあります。
 
まず説明セリフが見抜けないというのが第一の原因です。「必殺仕事人」の例は、視聴者も引いてしまうくらいのあからさまな説明セリフですが、普通 脚本家は説明セリフをいかに自然な会話の中に混ぜ込むかが腕の見せ所となってきます。ですから、普通の会話に見せかけた説明セリフを見抜き、説明セリフとして訳すことが大切です。
 
次に説明セリフで説明されることは映像化されてないことが多いという点です。「必殺仕事人」の例で言えば、越後屋の手下がお七を誘拐するシーンは映像としては描かれません。描く余裕があるなら、セリフは必要ないからです。特にドラマは日程や尺の問題で、映像としては表現せず、セリフで済ませるということが多くなります。そうすると説明セリフの中身というのは、字幕の文章だけで何が起きているのかを伝えなければなりません。俳優の演技からどんな感情なのか読み取れる感情セリフよりも、視聴者に伝えるのが難しいわけです。
 
そして説明セリフは原語で言ってない言葉を補わなければいけないという特徴があります。動作主は誰なのか、動作を受けるのは誰なのか、その他文章にするなら補ったほうがいい単語はないか、といった観点から字幕を作らなければいけません。
 
言葉を補わなければ伝わらないというなら、原語を聞いてるだけのネイティブはこのドラマを理解できないのではないか?もし理解できるなら、それを過不足なしに翻訳すれば通じるのではないか?という疑問が頭に浮かぶのは分かります。
 
しかし、実際私たちは「必殺仕事人」を見ていて、話の筋が分からないという印象を受けることはありませんし、英語の映画・ドラマならネイティブが、話が理解できないという印象を受けるものはあまりないはずです。
 
それは、耳から入ってきた情報の処理の仕方と、目を通して文字で読み取った情報の処理の仕方が異なるからです。
 
誤解をおそれず、おおざっぱに言えば、耳から入ってくる情報は雑な処理でも何となく理解できた気になれます。勢いのある情報処理なんですね。だから「はい、分かりました!」と意気揚々と、頼んだ仕事に取り組んでくれた人が、ひどい勘違いをしてしまうということがあるわけなんですね。話を聞いてないわけじゃないんです。脳は耳から入ってきた情報は本当の意味では理解してなくても、理解した気になれるんです。
 
ところが文字を通した情報は、丁寧に立ち止まりながら処理され、情報はしっかり吟味されます。理解したふりはできないわけです。だから文章で何か頼み事をした時には、「よく分かりません」という素直な反応が来ることがあるのです。
「分からない」という反応にイライラしてはいけません。文字情報を処理する側の能力が足りないのか、単に指示を出す側の文章がヘタなのか可能性は五分五分なのですから。
 
話が少し横道にそれましたが、そういうわけで説明セリフの字幕は、原語で言ってないことも補って、正しく処理できるだけの情報を与えなくてはならないんですね。
 
意訳の是非ということはよく言われますが、私はこと説明セリフに関しては、意訳のさじ加減のうまさが字幕の良し悪しを決定する要素だと思います。逆に感情セリフは、できるだけ原語からはみ出さず、(主観が入るような)意訳は避けたほうがいいと思います。
 
皆さんもドラマやマンガの説明セリフを発見する癖をつけてみてください。
  • 2015.03.09 Monday
  • 16:38

翻訳

札幌国際映画祭

 すでにさっぽろ字幕翻訳スクールのHPではお知らせしておりますが、10月8日(水)〜10/13(月)の札幌国際短編映画祭の映画を何本か、当校の在校生および卒業生が翻訳いたしました!

 札幌国際短編映画祭
 
 生徒さんたちにとっては、自分の字幕が映画祭で流れるという貴重な、そして夢のような体験ができましたし、私自身にとっても、札幌に字幕翻訳を広めるという大きな目標に向けての大事な一歩になったと感じております。

 
 さて、映画祭の字幕翻訳ですが、いくつかの点で通常の字幕翻訳とは異なる点があるので、少し書いていってみようかと思います。
 
1.国際的なラインアップ
 札幌国際短編映画祭で担当させていただいた映画だけでも、トルコ、ギリシャ、オランダ、台湾、ポーランドなど国際色豊かなラインアップですし、私もこれまでにフィリピン、インド、タイ、ロシア、中国、韓国などの映画を翻訳させていただいております。
 こういう機会がないと、なかなかハリウッド映画以外の映画を観る機会ってないんですよね。そして観てみると、映画の中の風景が違う、言葉が違う、人が違う、食べ物が違う、これだけでも新鮮です。そこにその国独自の社会問題だったり、風習だったり、人間模様だったりといったものが織りなされてくると、映画のエンターテインメント性とはまた別に、全く新しい経験ができます。そこが映画祭の魅力ですね。
 
2.英語字幕から翻訳する
 私はフィリピン、インド、タイ、ロシア、中国、韓国などの映画を翻訳してきましたが、もちろんタガログ語もヒンディー語もタイ語もロシア語も北京語も広東語も韓国語もできません。翻訳はすべて原語を英語に翻訳した台本をもとに行います。たいていの映画祭では、出品するのに英語字幕をつけることが義務付けられているんですね。ですから、英語台本が必ずあります。これをもとに翻訳するわけです。
 しかし、英語字幕といっても、私たちが目にする日本語字幕とはその中身もスタイルも全く異なり、ひと言で言ってしまえば、適当な字幕です。字幕が出るタイミングもてんでバラバラ、早すぎたり、遅すぎたり、長すぎたり、短すぎたり。また中身も原語が分かる人に監修してもらうと、たいてい直訳されてるだけで、ニュアンスが全く出ていなかったり、不自然な表現になっていたりということも多いです。さらに欧州言語以外の英語への直訳が難しい言語にいたっては、誤訳といっていいレベルの英語字幕も珍しくありません。
 そこで翻訳するにあたって大事になるのが物語を読み取る力です。どうせ原語が分からないのですから、映像に集中して登場人物の気持ちを考え、脚本家の意図を読み取り、自分の中で物語を再構築していく、英語字幕は、そのための数多くある手段の中のあまり頼りにならない一手と考えるのが、ちょうどいいくらいです。
 逆に言うと、英語の翻訳者で原語に引っ張られすぎる傾向がある人、物語を読み取る力に自信のない人には、自分の理解できない言語の映画を日本語字幕付きで観ることをお勧めします。英語が聞こえてしまうと、イマイチ詰めの甘い日本語字幕でも、原語で情報を補って読み流してしまいますが、原語が分からなければ、詰めの甘い日本語字幕には、即座に目がいくようになります。そうすると、自分でもっといい字幕を考える、物語の流れを読む、登場人物の気持ちを想像するといった作業をするようになり、いい訓練になります。
 
3.縦右字幕で1行11文字
 上にも書きましたが、映画祭で上映される映画はすべて英語字幕が横下に入っています。そのため必然的に日本語字幕は縦右(あるいは左)に限定されます。そして縦字幕なので、1行当たりの文字数は、10〜12文字程度になります。
 これは想像以上にやりにくいです。12〜14文字あれば、自然な日本語が改行もきれいにぴったり入るのにと思いながら、泣く泣く諦めるなんてこともしょっちゅうです。
 またハコ切りを短くする必要が出てきます。縦字幕で実際には最長でも15〜16文字くらいの字幕しか作れないのに、4秒以上のハコを切っては、文字数がもったいないからです。普通なら5秒弱くらいのハコにするところも、2秒+3秒のように2つのハコに分けることも少なくありません。
 また映画祭で上映される映画は作家性が高く、映像で語るタイプの映画が多い傾向にあるので、セリフもシンプルで力強い印象のものが多いです。ですから、それに見合った極限まで削った字幕というものが求められます。
 
4.スポッティングを英語字幕に合わせる場合も
 字幕の出るタイミングは、通常セリフが始まるところから終わるところまでですが、英語字幕が入っている映画祭の映画の場合は、この英語字幕に日本語字幕のタイミングを合わせるというやり方を採用する映画祭が少なくありません。
 しかし、これは上で書いたとおり英語字幕というのは日本語字幕ほど緻密なものではありませんので、出るタイミング消えるタイミングはバラバラで、ヘタすると誰のセリフなのか分からない場合も出てきます。これは普段の字幕翻訳とは大きく異なる作業になるので、ややストレスを感じる部分です。
 逆に通常の字幕と同様にセリフの音に合わせてスポッティングを取る場合は、原語が分からなくてもブレスでハコを切っていけばいいので、それほどいつもの作業と違うなという感覚はありません。字幕翻訳者としては、こちらのほうがありがたいのですが、そこは映画祭の主宰者のやり方に従って作業をします。
 
 以上の4つが映画祭の字幕翻訳に特徴的なことでしょうか。とにかく映画祭は字幕翻訳のプロだけで粛々と制作が進んでいくのと違って、本当にいろいろな人と関わり合いながら翻訳をしていくことになります。そして大多数の人が映画を愛しているので、ほとんどがいい出会いになります。また自分の仕事が映画祭で上映されるという確かな形が心地よいですね。DVDの特典映像の翻訳などは、自分の仕事を実際にDVDで観る機会というのはほぼありませんから、映画祭のように自分の仕事を観に行けるというのは特別なご褒美のように思えます。
 
 これからもさっぽろ字幕翻訳スクールは、札幌国際短編映画祭をサポートしていきたいと思います。皆さんもぜひ映画祭に足を運んでください。
  • 2014.10.02 Thursday
  • 01:31

翻訳

軽口キャラ

ちょっと前の話ですが、俳優のジェームズ・ガーナーさんが亡くなりました。私はクリント・イーストウッドの「スペース カウボーイ」の、4人のオヤジの中で唯一知らない名前だったので覚えたのがきっかけですが、元々は1950〜70年代のテレビドラマで活躍した俳優さんで、西部劇の「マーベリック」や刑事ドラマ「ロックフォードの事件メモ」で、日本でもいわゆる団塊の世代には認知度の高い俳優さんだそうです。

ジェームズガーナー
 
私もその後、仕事でジェームズ・ガーナー氏の作品を翻訳する機会があり、その軽妙なキャラクターにすっかり魅せられてしまいました。「マーベリック」や「ロックフォードの事件メモ」に代表されるような、軽口を叩く飄々とした男を演じるのが得意な俳優さんでした。
 
この軽口キャラというのは、主役でも脇役でも光りますし、魅力的に描くのが比較的容易なので、映画、小説、マンガには数多く登場するタイプです。そして、翻訳がなかなか難しいタイプのキャラクターでもあります。というのも、軽口キャラは、字幕では非常に厄介な皮肉を頻繁に使いますし、気の利いたひねった言い回しを多用します。そのため、他のキャラクターに比べて、英語の直訳で字幕が7割完成というのではなく、英語の意味やセリフの意図を理解したうえで、一から日本語で組み立て直さなければならないことが多くなるためです。
 
私は字幕翻訳に必要なキャラ分けを考えるに当たっては、日曜朝7時半からの5人戦隊シリーズが最も勉強に適した教材だと思っています。


ゴレンジャー

1 レッド⇒ リーダー、体育会系、直情型、熱い男、仲間思い
2 ブルー、ブラック、グリーンなど⇒ クール、無関心、ツンデレ、知的、冷酷
3 イエロー or グリーン⇒ お笑い担当、年少者、幼児性
4 イエロー、ブルー、グリーンなど⇒ ダメ男、うじうじ悩みながらも、レッドに背中を押されて成長するエピソードに使われる。
 
しかし、肝心の軽口キャラは戦隊シリーズにはあまり登場しません。おそらく軽口キャラの最大の特徴である気の利いたセリフというのが、子供には理解が難しいからだと思います。
 
男性のキャラクターは、大体上記の4つ+軽口キャラのどれかに当てはまるか、その組み合わせになるかと思います。
ちなみに女性は、残念ながら男性よりタイプは少なくなります。
1 イエロー⇒ しっかり者、あねご肌
2 ピンク⇒ かわいい、男に媚びる、守ってもらう、天然系不思議ちゃん
3 イエロー or ブルー⇒ クールビューティー、知的、冷酷
お笑い担当の女性キャラというのは、めったにいませんし、軽口タイプとなると、女性は皆無ではないでしょうか(私が知ってる限りでは、ダーティペアくらいです)。
 
そんな軽口キャラの中で、私の好きなトップ5を挙げてみました。
 
第5位  ジョセフ・ジョースター


ジョセフ

「ジョジョの奇妙な冒険」第2部の主人公です。「またまたやらせていただきましたン♪」などと言いながら、究極生物と戦います。仲間の命が懸かると、直情型が混ざってくるところも魅力です。ちなみに「ジョジョ」は1部がレッド系の優等生正義漢、3部がブルー系クールキャラ、4部がお笑い系不良高校生、5部が神秘的美少年、6部が女性と主人公がさまざまなタイプに代替わりしていくので、マンガのセリフの字幕との共通性も合わせて、大変勉強になります。
『ハッピー うれピー よろピくね』
人間を食ってしまう究極生物サンタナと初めて対峙した時の挨拶。
 
第4位 リーアム・デヴリン


鷲は舞い降りた

戦争小説の金字塔「鷲は舞い降りた」に登場するIRAの伝説のテロリスト。IRAのテロリストにして大学教授、女好きの口説き上手、英国を憎み祖国のために戦うが、卑怯な手段は嫌いというインディ・ジョーンズとも肩を並べるほどの、軽口キャラとしてはほぼ完璧なスペックを有します。
映画では、「スペース カウボーイ」にも出演したドナルド・サザーランド(「24」のキャーファのお父さん)が演じました。
「鷲は舞い降りた」と「寒い国から帰ってきたスパイ」は第二次世界大戦が生んだエンタメ小説の二大最高傑作です。
『この世は、万能の神様が、頭がどうかしているときに思いついた下手な冗談ごとにすぎないんだ。』(ハヤカワ文庫「鷲は舞い降りた」)
 
第3位 スレッガー・ロウ中尉


スレッガー


ファーストガンダムで、ジャブローからホワイトベースに乗り込むパイロットで、主人公のアムロたちのよき兄貴分。彼が戦死するソロモンの攻防戦の回は、スレッガーの名軽口のオンパレードです。
『悲しいけど、これ戦争なのよね』
敵の巨大モビルアーマー ビグ=ザムに自ら特攻をかけ、アムロのガンダムに活路を開く作戦を提案し、「それじゃ、スレッガーさんがやられてしまいます」と言ったアムロに返した言葉。
『俺にとっちゃあ、少尉はまぶしすぎるんだ』
スレッガーへの想いを告白するホワイトベースの操舵手ミライ・ヤシマ少尉に。
 
第2位 ジョン・マクレーン


ダイハード

ご存じ「ダイ・ハード」シリーズの最も運の悪い刑事。軽口キャラの価値は、窮地に追い込まれれば追い込まれるほど、余裕を見せながらいかに多くの軽口を叩けるかで決まります。そういう意味では常に窮地に立たされるマクレーンは、かなりレベルの高い軽口キャラと言えます。
『よく聞け、俺がピザの注文をしてるように聞こえるか!』
ビルがテロリストに占拠されたことを通報するも、相手の婦人警官にいたずら電話扱いされて。(「ダイ・ハード」)
『一度でいいから、普通の、平凡なクリスマスを過ごさせてくれよ』
「ダイ・ハード2」でもクリスマスに事件に巻き込まれて。(「ダイ・ハード2」)
 
第1位 ハン・ソロ


ハンソロ

「スター・ウォーズ」のニヒルな密輸人。ハン・ソロこそが史上最高の軽口キャラであり、彼を超える軽口キャラはいまだに出ていません。“ニヒル”という言葉の定義がすとんと頭に入ったのは、ハン・ソロに出会ってからです。その他には、朝青龍を見て、“ふてぶてしい”の意味がしっくりきた例もあります。
『悪党だから、ホレたんだろ?俺は優しいぜ』
気の強いレイア姫の拒絶もお構いなしに、「悪党の俺が好きなんだろ」と迫り、「優しい人が好き」と言われると、「俺は優しいぜ」で、最後にキス
『分かってる』
「スター・ウォーズ」6作品の中でも最も面白い「帝国の逆襲」の最後のシーン。ダース・ヴェイダーに捕まり、冷凍されるハン・ソロに思わず本音で「愛してる!」と叫んだレイア姫への返答がこれ。絶体絶命の危機に発せられる軽口の究極形と言えます。
 
その他にも、スペンサーシリーズのスペンサー、「あぶない刑事」の大下勇次、「ファイナルファンタジー将供廚離丱襯侫譽◆▲襯僖3世、「フレンズ」のチャンドラー、ヒュー・グラント全般など、さまざまな軽口キャラがいますが、私は軽口キャラのセリフの翻訳が一番楽しかったりします。
 
ジェームズ・ガーナーさんのご冥福をお祈りします。

 
  • 2014.07.31 Thursday
  • 23:24

翻訳

映像翻訳フォーラム行ってきました!

さる3月30日(日)、毎年恒例のワイズ・インフィニティ様主催の第9回映像翻訳フォーラムに参加してきました。
 
フォーラム

第8回を除いて毎回参加している私ですが、今回はこれまでと違う新しい体験となりました。というのも、初めてお客さんの立場から参加したんですね。
 
それまではワイズ・インフィニティの社員でしたから、裏方、司会、分科会の講師などを務めてきたのですが、今回は客席のほうにいて、昔の同僚たちが運営している映像翻訳フォーラムを外側から眺めていました。
 
私の師匠である水谷美津夫先生や川本子先生が講演をし、ワイズ時代にお世話になったクライアント様たちが登壇し、パネルディスカッションを行っていました。
 
客観的に見ると、こんなにいいものを運営する一助となっていたんだなと感慨深いものがありました。翻訳者になって、日々字幕と取っ組み合っている方たち、勉強中でこれからプロの翻訳者を目指している方たち、そしていい翻訳者を探し回っている業界関係の方々。字幕翻訳業界のあらゆる人々が集まって、交流できる場です。
 
私も翻訳者として、そしてさっぽろ字幕翻訳スクールの代表として、いろいろな方にご挨拶させていただき、情報交換をしました。
ワイズ・インフィニティの字幕翻訳講座の責任者 岸靖雄さんとツーショット。かつては彼がスクールを運営し、私が講師を務めるというコンビでした。


岸さん
 
 また勉強中の人、これから勉強する人には気になる字幕制作ソフトSST G1を販売する株式会社カンバス様も訪問して、最新の情報を聞かせていただきました。


カンバス

さっぽろ字幕翻訳スクールでも、カンバス様が現在推進しているスクール用のプランが使えるようになりそうです。卒業生が出て、プロの翻訳者になり、SST G1を購入していくようになれば、ゆくゆくはさっぽろ字幕翻訳スクールもSST G1の販売取次店となるかと思います。
 
そして、1日で5社を訪問する強行軍の途中で見た桜。北海道はこれから1か月後です。今年は桜を二度楽しめそうです。


東京桜
 
今後も東京のクライアント様たちを訪問し、最新の情報を得て、それをさっぽろ字幕翻訳スクールを通して札幌の字幕翻訳者様たちに伝えていきたいと思います!

 
  • 2014.04.02 Wednesday
  • 15:08