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5月21日の日記

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    5月21日(木)

     

    今朝の洗濯物を干す時のBGMは、マイケル・ジャクソンとジャネット・ジャクソンのScream

     

    今日から本格的にウクライナの戦争映画の翻訳に入る。英語以外の他言語の映画を翻訳する時は英語スクリプトから翻訳する。英語以外の映画を国際映画祭に出品する際には、英語字幕と映画祭が開催される国の言語の字幕をつけることが義務付けられることがほとんどだ。その際の英語字幕をスクリプトとして渡されることが多いのだが、これがなかなかの曲者だ。まず映画でも本でも音楽でもこんなに世界中のものを消費しようとする国は日本以外ほとんどない。翻訳者が職業として成り立つのはそういう背景があるし、翻訳を文化と呼べるレベルに高めている国はほかにはあまりないと思う。ラテン語に起源を持つ欧米言語同士の翻訳は、ほぼ同じ語源の言葉に置き替えるだけだ。それが英語になった時に多少不自然であったり、誤解を招くようなあいまいな表現であったりしてもまったく問題にされない。そもそも自国以外の国の映画を字幕で見ようなどというのは、気取ったインテリしかいないというのが欧米の事情だろう。もっと大衆的なもの(日本のものでいえばジブリ映画とか)は大抵吹替だ。

    前置きが長くなったが、つまり伝えようという意図がほとんど感じられない英語字幕から翻訳するのは大変苦労する。絶対に元の原語では微妙なニュアンスが込められているはずなのに、英語に置き換えられた時点でそのニュアンスが死んでしまっているのが透けて見えるセリフがあまりに多い。そこで一生懸命セリフの意図を推し量って、会話を組み立てるのだが、原語からかけ離れてしまっているリスクを感じながらも、そうするしかないわけだ。英語字幕の英語はほとんど辞書を引かなくても意味が分かるくらいに簡単な文章しか書かれていない。だからこそそんなはずはないのだ。他言語の映画の翻訳は、翻訳者というより脚本家の作業に近い。

     

    奥さんがカリッシアという植物が買いたいというので、グラベルというガーデンショップに一緒に行く。私もいくつか観葉植物を買ったことがあるが枯らしてしまうので、unicoのプラスチックの植物に入れ替えつつある。

     

    「プレバト」を見る。今日はくっきーが水彩画に挑戦した。水彩画は見たままの景色を描かなきゃならないから、いつもの奇妙な世界観は無理だろうと思っていたが、水彩画でも期待通りの奇妙な世界観は健在だった。やはり内側からあふれ出るものを抑えられないのが本物の芸術家肌の人なんだろうと感心してしまう。皆藤愛子さんがまた現状維持で残念。


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