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「最後のジェダイ」見てきました! ※ネタバレ満載

※このブログは「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のネタバレ満載です。

 

 「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」を見てきました!小学生の時に「帝国の逆襲」を映画館で見て、金曜ロードショーで「新たなる希望」「ジェダイの帰還」を見て以来、「スター・ウォーズ」は常に自分の人生と並走してきました。よく音楽を聴くと、それをよく聴いていた時代を思い出すと言われますが、私にとっては「スター・ウォーズ」を見ると、自分の人生の特定の時期を思い出します。「ファントム・メナス」は大学生の頃、「クローンの攻撃」は日本語教師だった頃、「シスの復讐」はGABAマンツーマン英会話に勤めてた頃を思い出します。そして「フォースの覚醒」以降のシリーズは札幌に来てからのことを思い出す映画になるのでしょう。

最後のジェダイ

 

 「最後のジェダイ」には大満足です。冒頭の戦闘シーンは「スター・ウォーズ」が生み出した宇宙での戦闘はこう描かれるべきという形式を昇華させていましたし、R2D2が昔のレイアの映像を年老いたルークに見せるシーンは涙を流しました。そして、ルークが最後の力を振り絞って、反乱軍を守り、カイロ・レンと対峙した姿には鳥肌が立ちました。「スター・ウォーズ」は変わらず最高の映画ですし、私はこの先死ぬまでずっと「スター・ウォーズ」を見るのだろうと改めて感じ入りました。

 

 ただ本作に関しては2つ不満があります。「フォースの覚醒」を見た時はひとつも不満を抱きませんでしたが、今回は鑑賞直後の興奮が少し落ち着いた後に、「こうするべきではなかったか?」という思いが頭をもたげてきました。

 

1.「スター・ウォーズ」はスカイウォーカー家の物語であってほしい

 アナキン、ルーク、レイア、ベン(カイロ・レン)まで、これまでの「スター・ウォーズ」の主役たちはいずれもスカイウォーカー家の人間でした(配偶者まで含めれば、ハン・ソロもパドメも)。しかし、レイはスカイウォーカー家とは何の関係もない人物であることが本作で分かりました(どんでん返しがある可能性もゼロではありませんが)。これを「スター・ウォーズ」の世界、ジェダイの可能性の広がりと見るか、物語の逸脱と見るかですが、私はレイがスカイウォーカー家の人間ではないことが分かったとたんに、ベン(カイロ・レン)を暗黒面から救い出すというレイの動機に説得力がなくなったように感じました。本作のレイとベンはフォースの力でずっとやり取りをしているのですが、レイがベンを救いたいと思うようになった動機としては、特にレイが父親として見ていたハン・ソロをベンが殺した後では、とってつけたような描写に感じてしまいます。両親に見捨てられた(とベンは感じている)という共通点はあるものの、ついこの間まで赤の他人で、レイにとっては明らかに敵であるベンをなぜそこまで救いたいのか?「フォースの覚醒」の公開後、“ルークとレイは親子ではないか”という議論がずっと続いていましたが、私は“ベンとレイはハン・ソロとレイアの子供であり、双子か兄妹であってほしい”と思っていました。それならば、レイが暗黒面に落ちた兄のベンを救いたいという動機も納得できますし、父であるハン・ソロを殺した兄を赦せるのかという葛藤も描けます。そして、その葛藤をレイアの母性が包み込むといった展開は泣けると思うのですが、脚本家陣はやはりネット上の予測・考察を裏切りたいと思ったのでしょうか(「ハリー・ポッター」のJ・K・ローリングは単にネット上の予想を裏切るために、ロンとハーマイオニーを結婚させたのは失敗だったと語っています)。双子のベンとレイが産まれた時にルークとレイアが話し合って(ソロは事情があって立ち会ってなかったことにして)、来たるべき暗黒面の復活に備えて、ベンにはジェダイの訓練を施し、レイは辺境の惑星に隠して窮余の事態に備えたという設定は、ルークとレイアが産まれた時のオビ=ワンとオーガナ将軍の対応をなぞる形になり、面白いと思うのですけどね。

ルークとレイア

 

2.「スター・ウォーズ」にはアウトローが必要だ

 ハン・ソロは「スター・ウォーズ」のみならず、映画史上最もカッコいいアウトローだと思います。旧三部作を何度も見返したくなるのは、8割がたハン・ソロが見たいからです。そのソロは「フォースの覚醒」で死んでしまいました。そこで本作のアウトロー枠として脚本家陣が創作したのが、ベニチオ・デル・トロが演じたDJということになります。ところがこのDJの出番が少なすぎる。せっかくベニチオ・デル・トロがいいキャラクターを作り上げたのに見せ場がほとんどありません。私にはローラ・ダーンが演じた暫定の反乱軍リーダーになった紫髪の女性とポーの叛乱のエピソードは蛇足だったように思えます。あそこはざっくりなしにして、カジノの惑星の話に時間を割くべきだったと思うんですよね。本作はキャラクターが全てシリアスで、珍道中的な遊びの場面が皆無です。「フォースの覚醒」では名もないストームトルーパーからヒーローへと変身したフィンも、本作では最初から反乱軍のヒーローであまり遊べないキャラになってしまいましたし、ポーはヒーローキャラではありますが、アウトローではありません。レイアがこん睡状態の間にポーの提案した作戦が承認されて、ポー、フィン、ローズの3人でカジノの惑星に向かい、この3人の冒険がシリアスパートのルークとレイの修行、カイロ・レンのシーンと対照的に描かれればよかったと思います。クルーザーから3人を乗せた船が出たことにファーストオーダーも気づき、追跡を始める。ポーの操縦テクニックで間一髪追っ手を撒いた一行がカジノの惑星に到着する。しかし、当然ファーストオーダーもカジノの惑星に乗り込んできて、ここからは「帝国の逆襲」のベスピンでの戦いのような感じになれば、ポーもフィンもローズも見せ場が作れるし、そこに何でも報酬を要求するベニチオ・デル・トロ演じるDJが絡めば退屈しません。「新たなる希望」でルーク、ハン・ソロ、レイアがゴミ捨て場に閉じ込められたシーンのような、銀河を救うはずのヒーローたちが何となく笑える騒動に巻き込まれるような名シーンが生まれた可能性もあります。私はスター・デストロイヤーに乗り込んだフィンとローズをDJが裏切る場面はそのままでいいと思うのですが、その後DJが2人を売ったことを後悔したりしたわけでもなく、あくまで成り行きでフィンとローズと一緒に脱出し、その結果ファーストオーダーから追われる身となり、嫌々ながらも反乱軍と行動を共にするようになると、ちょうど旧三部作のハン・ソロのような存在になれてアクセントが加わったんじゃないかなと思うのです。

ゴミ捨て場

 

 ということで今さら遅いですが、「最後のジェダイ」の不満点2つでした。次の第9作が今から本当に楽しみです。

  • 2017.12.20 Wednesday
  • 09:09

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