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肩書

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    皆さんは、どんな肩書をお持ちですか?

     

    私は、「字幕翻訳者」「さっぽろ字幕翻訳スクール代表」「夫」「父親」くらいでした。

    30歳を過ぎたころには、「社長」という肩書が自分にもつく可能性が0.1%くらいあるのではないかと思っていましたが、その可能性は下がっていく一方です。

    逆に30歳をすぎて長男が生まれた時に、自分には一生つかないだろうなと思った肩書があります。しかし、この春から、その肩書が私についたのです。

     

    それは、「PTA会長」です。

     

    その可能性を薄々感じながら、という話では全くありません。3月にそんな話が来て、あれよあれよという間にPTA会長になってしまいました。人生分からないものです。

     

    フリーランスの字幕翻訳者は、基本的に人に直接会う機会が少ないものです。特に私の場合は札幌にいるので、クライアント様や同業者に会うのは、年に数回東京に行った時だけです。札幌は地元ではないので、友人も少ないですし、週に1回スクールの授業で生徒さんに会うのが唯一の外界とのつながりなんてことにもなりかねません。


    そこで、昨年長男が小学校に入ったのを機に、PTA活動に参加することで外に出ようと思ったわけです。本の読み聞かせ、夏休みのラジオ体操、運動会の手伝い、学級代表、PTA企画のバザー、図書館ボランティア、スキー学習の補助等々。気づいてみたら、長男のクラスで最も顔を知られた保護者になっており、学校に行くたびに子供たちに声をかけてもらえるようになりました。

    そんなわけで、今年も張り切ってPTA活動をやろうと思っていたのですが、まさか会長に就任することになるとは。自由業の男親がしょっちゅう学校に顔を出してると、学校側もしめしめと思うんでしょうね。校長先生と教頭先生に三顧の礼で迎えられた次第です。

     

    さて肩書といえば、字幕翻訳においても軍人と警察官の肩書については、徹底的に調べ、正確を期すことが期待されています。基本的には辞書にある訳語で問題はないと思いますが、日本語の資料となるとネット上では、最も正確で豊富な資料は皮肉なことにwikipediaになります。

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E8%BB%8D%E3%81%AE%E9%9A%8E%E7%B4%9A

     

    下のサイトは出典もしっかりしてて、日本の自衛隊や警察組織の肩書が網羅されています。

    http://www.kigyojuku.co.jp/frame/link-rank.1.shtml

    もっともこれを欧米の軍や警察組織に照合するのは容易なことではないのですが…

     

    また特典映像における映画の製作サイドの人たちの肩書の訳語も苦労しますね。

     

    Director=監督

    Screenplay/Writer=脚本

    Director of Photography(DP)=撮影監督

    Music/Composer=音楽

    Production Design=プロダクションデザイン/美術

    Costume=衣装

    Editor=編集

    Producer=製作

    Executive Producer=製作総指揮

     

    この辺りは決まりですかね。最近よく見るのは、

     

    Second Unit=セカンドユニット

    Line Producer=ラインプロデューサー

    Stunt Coordinator=スタントコーディネーター

    セカンドユニットは、“第二撮影班”と訳してもよさそうなものですが、ここ20年くらいで入ってきた英語は、そのままカタカナ読みという傾向が顕著になりました。

     

    Special Effects=特殊効果

    Visual Effects=視覚効果

    CG/CGI=CG

    この辺は、CG系の特典映像で使われる訳語ですね。

    肩書となると、

     

    Animator=アニメーター

    Supervisor=〜監修

    Lead Designer=リードデザイナー

    Graphic Designer=グラフィックデザイナー

    など、基本的にカタカナ英語です。

     

    昔なら、パンフレットを買っておくと、これらの肩書の訳語の蓄積に役立つと言えましたが、今は公式サイトですね。公式サイトは当然クライアント様が作ってるわけですから、ここの肩書に合わせておけば、間違いありません。

     

    20分以上の長めの特典映像で、肩書を入れるべきBトラックが10個以上あったりしたら、私はBトラックだけまとめて字幕を入れています。そうすれば、一気に公式サイトなどを参照して埋めていけますし、基本的に同じ作業の繰り返しなので効率がよくなります。また時間のかかる作業ではあるものの、本編部分の翻訳と違って、ひらめきや集中力を要するものではないので、少し疲れ気味の時間帯や、あと30分後に外出しなければなんていうタイミングでこの肩書入れをやることが多いです(本編部分を翻訳していて、30分後に絶好調状態が来るともったいないですから)。

     

    とにかく肩書は蓄積がものを言いますね。いい参考サイトが見つかったら、どんどんお気に入りに入れて、訳語をストックしていくのがいいと思います。


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