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『レ・ミゼラブル』見てきました!

 『レ・ミゼラブル』見てきました!

 

IMDBでさくっと調べましたが、『Les Miserable』のタイトルで50以上の作品が出てきました。日本でいえば、『忠臣蔵』みたいな題材ですね。何度作っても飽きない。何度見ても飽きない。登場人物もストーリーも細かいところまで頭に入ってるけど、その予定調和を見るために見る。まさにヨーロッパの『忠臣蔵』です。


レミゼラブル
 

私は1998年〜1999年の1年間、英国ロンドンで日本語教師をやっていました。その時にハマったのがミュージカルでした(あとスヌーカー)。

 

ロンドン(とニューヨーク、実体験的には知りませんが)のミュージカルの質・量は世界一だと思います。そしてロンドンでは、そのミュージカルが気軽に見られます。昼間のマチネを使えば、日本で映画館に行くくらいの料金(もっと安かったかな?)で、『オペラ座の怪人』や『キャッツ』や『ねずみとり』(上演60年のヨーロッパ版『こち亀』です)が観劇できます。

 

私が一番好きだったのは、アンドリュー・ロイド=ウェーバーの『スターライト・エクスプレス』です。川崎麻世が新幹線役で出演したことで、日本でもある程度知られているのではないでしょうか。観客を取り囲むようにレースコースがぐるっと一周していて、ここをローラースケートを履いた電車に扮した役者がぐるぐる回りながら、電車同士の恋やら競争やらを歌と踊りで盛り上げていくというミュージカルです。友達がロンドンに遊びに来るたびに連れていったので、1年間で56回見たと思います。

 

『レ・ミゼラブル』もロンドンで見ました。駐車場でよく見るロータリーって言うんですか?車の方向を変えるために回転する円盤状の床、あれの巨大なのが舞台の中央にあって、回転しながら豪快にセットが変わっていき、物語を盛り上げていきます。特にバリケードのセットが現れるところは圧巻でした。

 

で、映画も最初にぐっと高揚感が来たのは、バリケードの『One Day More』くらいからですかね。意外とエンジンがかかるのが遅かったかなというのが正直な感想です。というのも『レ・ミゼラブル』って、曲は他の一級品のミュージカルに比べると少し落ちる気がするんですよね。特に前半の重苦しい時代は暗い曲ばかりでどんよりします。

さらに『レ・ミゼラブル』はミュージカルといっても踊らないんですよ、これが。『オペラ座の怪人』もそうですが、ミュージカルというよりオペラに近い作品です。私は『シカゴ』とか『コーラスライン』みたいに踊ってほしいんですよ。あのダンサーの動きがぴたっと同調する瞬間が大好きなんです。ちなみに好きなアイドルはPerfumeと少女時代です。踊りが大事なんです。

 

バリケードの後は、次から次へと泣かせにかかってきます。最初の12時間の重苦しい振りもここで泣かせるために必要なんですね。昔の大作『ドクトル・ジバゴ』なんて最後の10分で号泣するために3時間くらい退屈な話を見なければなりません。『猿の惑星』もあの有名な数秒のラストシーンのために映画全体が壮大な振りになっています。

同様に『レ・ミゼラブル』も最後の1時間で回収にかかってきます。私が一番泣いたのは、エポニーヌの死ぬ場面です。自分を想ってくれる幼馴染より、街で見かけた美人のコゼットになびくって、あのマリウスってやつはどうなんでしょうね?『ドラクエV』で、ビアンカでなく、フローラを選ぶようなものでしょ。いや、普通ビアンカと結婚するでしょ。

 

最後は、早々に退場したアン・ハサウェイがじわじわ効いてきます。バリケードを空から見下ろす場面も鳥肌ものです。在りし日の姿で皆が勢ぞろいするというのも大河ドラマの醍醐味ですね。ルークを見下ろすヨーダとオビワンとアナキンも鳥肌ものですが(何しろ振りに映画6本かかってますから)。やはり心を震わせる瞬間を作るには、振りが欠かせないんですね。

 

それにしてももうすぐアカデミー賞ですね。『アルゴ』と『ゼロ・ダーク・サーティ』くらいは見ておきたいんだけど、ちょっと間に合わないかな。

アカデミー賞、楽しみです。

 

  • 2013.01.28 Monday
  • 14:04

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