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w closet×JUGEM

翻訳

翻訳家の柴田元幸先生が来札

 告知です。

 

 翻訳家の柴田元幸先生が914日(金)〜16日(日)の3日間、来札することになりました。札幌・江別でのイベントは下記よりご確認ください。

 

http://sapporo-jimaku.net/info/2018-08

 

 柴田元幸さん、会ってみたいですよね。ミーハー丸出しで会ってみたいです。ポール・オースターのほぼ全作品の翻訳者にして、雑誌「Monkey」の責任編集者。そして東京大学英米文学の教授。はぁ…、会ってみたいですね。

 

柴田元幸

 

 皆さんは講演があったら、聞きに行きたい人って誰ですか?この機会に私もリストを作ってみることにしました。

 

 作家:村上春樹、カズオ・イシグロ

 漫画家:荒木飛呂彦、水島新司

 スポーツ選手:落合博満、ケビン・ジョンソン、北の富士勝昭

 翻訳家:柴田元幸、石井桃子(故人ですが)、大森望

 インテリ:内田樹、福田和也、小田嶋隆、森達也、宮台真司

 芸術家:横尾忠則

 映画監督:クリストファー・ノーラン

 

 東京まで行けば、半分くらいの人は実現できそうですね。この年なので何かを学びたいというより、本当にミーハー丸出しで会ってみたいです。

 

 まずは柴田元幸さんに会いに行こうと思います。札幌在住の方、会場でお会いできるといいですね。

  • 2018.08.25 Saturday
  • 23:15

一般

「最後のジェダイ」見てきました! ※ネタバレ満載

※このブログは「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のネタバレ満載です。

 

 「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」を見てきました!小学生の時に「帝国の逆襲」を映画館で見て、金曜ロードショーで「新たなる希望」「ジェダイの帰還」を見て以来、「スター・ウォーズ」は常に自分の人生と並走してきました。よく音楽を聴くと、それをよく聴いていた時代を思い出すと言われますが、私にとっては「スター・ウォーズ」を見ると、自分の人生の特定の時期を思い出します。「ファントム・メナス」は大学生の頃、「クローンの攻撃」は日本語教師だった頃、「シスの復讐」はGABAマンツーマン英会話に勤めてた頃を思い出します。そして「フォースの覚醒」以降のシリーズは札幌に来てからのことを思い出す映画になるのでしょう。

最後のジェダイ

 

 「最後のジェダイ」には大満足です。冒頭の戦闘シーンは「スター・ウォーズ」が生み出した宇宙での戦闘はこう描かれるべきという形式を昇華させていましたし、R2D2が昔のレイアの映像を年老いたルークに見せるシーンは涙を流しました。そして、ルークが最後の力を振り絞って、反乱軍を守り、カイロ・レンと対峙した姿には鳥肌が立ちました。「スター・ウォーズ」は変わらず最高の映画ですし、私はこの先死ぬまでずっと「スター・ウォーズ」を見るのだろうと改めて感じ入りました。

 

 ただ本作に関しては2つ不満があります。「フォースの覚醒」を見た時はひとつも不満を抱きませんでしたが、今回は鑑賞直後の興奮が少し落ち着いた後に、「こうするべきではなかったか?」という思いが頭をもたげてきました。

 

1.「スター・ウォーズ」はスカイウォーカー家の物語であってほしい

 アナキン、ルーク、レイア、ベン(カイロ・レン)まで、これまでの「スター・ウォーズ」の主役たちはいずれもスカイウォーカー家の人間でした(配偶者まで含めれば、ハン・ソロもパドメも)。しかし、レイはスカイウォーカー家とは何の関係もない人物であることが本作で分かりました(どんでん返しがある可能性もゼロではありませんが)。これを「スター・ウォーズ」の世界、ジェダイの可能性の広がりと見るか、物語の逸脱と見るかですが、私はレイがスカイウォーカー家の人間ではないことが分かったとたんに、ベン(カイロ・レン)を暗黒面から救い出すというレイの動機に説得力がなくなったように感じました。本作のレイとベンはフォースの力でずっとやり取りをしているのですが、レイがベンを救いたいと思うようになった動機としては、特にレイが父親として見ていたハン・ソロをベンが殺した後では、とってつけたような描写に感じてしまいます。両親に見捨てられた(とベンは感じている)という共通点はあるものの、ついこの間まで赤の他人で、レイにとっては明らかに敵であるベンをなぜそこまで救いたいのか?「フォースの覚醒」の公開後、“ルークとレイは親子ではないか”という議論がずっと続いていましたが、私は“ベンとレイはハン・ソロとレイアの子供であり、双子か兄妹であってほしい”と思っていました。それならば、レイが暗黒面に落ちた兄のベンを救いたいという動機も納得できますし、父であるハン・ソロを殺した兄を赦せるのかという葛藤も描けます。そして、その葛藤をレイアの母性が包み込むといった展開は泣けると思うのですが、脚本家陣はやはりネット上の予測・考察を裏切りたいと思ったのでしょうか(「ハリー・ポッター」のJ・K・ローリングは単にネット上の予想を裏切るために、ロンとハーマイオニーを結婚させたのは失敗だったと語っています)。双子のベンとレイが産まれた時にルークとレイアが話し合って(ソロは事情があって立ち会ってなかったことにして)、来たるべき暗黒面の復活に備えて、ベンにはジェダイの訓練を施し、レイは辺境の惑星に隠して窮余の事態に備えたという設定は、ルークとレイアが産まれた時のオビ=ワンとオーガナ将軍の対応をなぞる形になり、面白いと思うのですけどね。

ルークとレイア

 

2.「スター・ウォーズ」にはアウトローが必要だ

 ハン・ソロは「スター・ウォーズ」のみならず、映画史上最もカッコいいアウトローだと思います。旧三部作を何度も見返したくなるのは、8割がたハン・ソロが見たいからです。そのソロは「フォースの覚醒」で死んでしまいました。そこで本作のアウトロー枠として脚本家陣が創作したのが、ベニチオ・デル・トロが演じたDJということになります。ところがこのDJの出番が少なすぎる。せっかくベニチオ・デル・トロがいいキャラクターを作り上げたのに見せ場がほとんどありません。私にはローラ・ダーンが演じた暫定の反乱軍リーダーになった紫髪の女性とポーの叛乱のエピソードは蛇足だったように思えます。あそこはざっくりなしにして、カジノの惑星の話に時間を割くべきだったと思うんですよね。本作はキャラクターが全てシリアスで、珍道中的な遊びの場面が皆無です。「フォースの覚醒」では名もないストームトルーパーからヒーローへと変身したフィンも、本作では最初から反乱軍のヒーローであまり遊べないキャラになってしまいましたし、ポーはヒーローキャラではありますが、アウトローではありません。レイアがこん睡状態の間にポーの提案した作戦が承認されて、ポー、フィン、ローズの3人でカジノの惑星に向かい、この3人の冒険がシリアスパートのルークとレイの修行、カイロ・レンのシーンと対照的に描かれればよかったと思います。クルーザーから3人を乗せた船が出たことにファーストオーダーも気づき、追跡を始める。ポーの操縦テクニックで間一髪追っ手を撒いた一行がカジノの惑星に到着する。しかし、当然ファーストオーダーもカジノの惑星に乗り込んできて、ここからは「帝国の逆襲」のベスピンでの戦いのような感じになれば、ポーもフィンもローズも見せ場が作れるし、そこに何でも報酬を要求するベニチオ・デル・トロ演じるDJが絡めば退屈しません。「新たなる希望」でルーク、ハン・ソロ、レイアがゴミ捨て場に閉じ込められたシーンのような、銀河を救うはずのヒーローたちが何となく笑える騒動に巻き込まれるような名シーンが生まれた可能性もあります。私はスター・デストロイヤーに乗り込んだフィンとローズをDJが裏切る場面はそのままでいいと思うのですが、その後DJが2人を売ったことを後悔したりしたわけでもなく、あくまで成り行きでフィンとローズと一緒に脱出し、その結果ファーストオーダーから追われる身となり、嫌々ながらも反乱軍と行動を共にするようになると、ちょうど旧三部作のハン・ソロのような存在になれてアクセントが加わったんじゃないかなと思うのです。

ゴミ捨て場

 

 ということで今さら遅いですが、「最後のジェダイ」の不満点2つでした。次の第9作が今から本当に楽しみです。

  • 2017.12.20 Wednesday
  • 09:09

一般

夏休み

 皆さん、「夏休み」はいかがお過ごしですか?

 

 大人にとっての夏休みは、昨日あたりから来週前半までを指すのでしょうか?昨日が夏休み初日という方も多かったことかと思います。

 

 しかし、私の夏休みは726日から始まり、821日まで続きます。25日間です。羨ましいですか?実はそうでもないです。フリーランスの翻訳者は、まとまった休みというのは取りにくいものです。たとえ「この1週間は夏休みにするぞ!」と心の中で叫んだとしても、たとえ旅行に行く予定を立てたとしても、仕事の依頼があれば引き受けてしまい、1週間の夏休みは延期にしたり、旅行の前後で強行軍で終わらせるか、仕事を旅先まで持っていってしまったりするものです。1日に8時間仕事をするなら、その8時間をどこで取ってもいいというのは、一般的な会社勤めの方から比べれば恵まれていると言えますが、仕事の依頼がある限り、それを幸せなことだと思い(あるいはなくなることを不安に思い)、完全なオフはないというのもまたフリーランスの人間の宿命です。

 

 話を私の夏休みに戻すと、正確には私の夏休みではなく、小学生の長男の夏休みが私にとっての夏休みになります。そしてこの25日間、私は長男のミニバスの練習や週末の大会に付き合い、毎日彼の昼食を心配しなければならず、さらには宿題、読書感想文、自由研究(をやらせること)に追われ、さらには夏休みの思い出作りのために、トマム、札幌ドーム、ポケモン映画、小樽水族館、プールと走り回るわけです。当然、仕事の時間は削られ、「夏休み」は休みなどではなく、いつもよりも仕事がキツい時期になってしまいます。

 

 トマムでは悪天候のため雲海が見られないという不幸にもめげず、子供たちとともに十勝川に飛び込み、

 

ラフティング

 

 ミニバスの大会の審判を務めるべく、審判資格を取ってきました。

 

審判

 

 

 そして夜ごとに近所の白い恋人パークにあるポケストップに近づき、翌朝、子供たちがポケモンを捕まえられるよう、モンスターボールを補充し、

 

ポケモン

 

 仕事をやればいいのに、書店で本を買ってきては、つまみ食いのような読み方をしています。

 

夏休み本

 

 

左から

「ハリウッド検視ファイル」:米国法医学会の頂点に立った日本人検視官(日系?)の話だそうです。現在、検視官もののドラマを翻訳してるので、興味があり購入しました。未読です。

 

「帰ってきたヒトラー」:なぜか現代によみがえったヒトラーがナチス時代と同じことを主張すると、現代の大衆に熱狂的に迎え入れられるという風刺の利いた小説です。「○○首相はまるでヒトラーだ」などと政治家が繰り返すより、こういう小説を一読したほうが現代の日本および世界の危険性がすとんと腑に落ちます。

 

「ダンクシュート」:今年のNBAドラフト選手のチェックです。リオオリンピックでチームUSAが見られるので、例年のオフよりはNBA禁断症状が出ずに済みそうです。

 

「総合英語」:いわゆる受験英語の英文法の参考書を買ってみました。大人になってから英語の勉強をやり直そうとする人は、どうも大人なりの英語の勉強の仕方があると信じてやまないようで、「ドラマで学ぶ英語」とか「Newsweekで生きた時事英語を学ぼう」とかに引き寄せられていきます。しかし、大人になっても英語力を伸ばしたければ受験英語です。さっぽろ字幕翻訳スクールの授業でも、いろいろと話の引き出しを増やそうと手に取ってみました。

 

 来週は札幌ドームでの日ハム戦と大相撲札幌巡業で夏休みもフィニッシュです。奥さんは明日からライジング参戦です。大変だけど、やっぱり夏休みはいいですね。

  • 2016.08.12 Friday
  • 07:59

翻訳

すっきり書ける文章のコツ

 先日、久しぶりに札幌駅前の紀伊国屋で1時間ほどゆっくり本を見て回りました。

 カズオ・イシグロの新作「忘れられた巨人」、息子のミニバス少年団の練習を手伝うためのバスケットボールのルールブック、下の子に頼まれた「進化の迷路」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のDVDなどをカゴに放り込み、語学コーナーを物色していたところ、この1冊に出会いました。
 
「決定版!すっきり書ける文章のコツ80」高橋俊一著(成美堂出版)
 
よくある文章力を身につける本の類のものですが、字幕翻訳者に向けて書いたのではないかと思えるほど、ドンピシャな内容です。
 
まず序文の「最強の6カ条」からすでにドンピシャです。
 
1 文は短く
2 一点に集中して 〜一つの文には一つのことだけでいい〜
3 誰が読んでも同じ意味に
4 同じ言葉、同じ内容は不要
5 句読点をしっかり打つ
6 積極的に改行する
 
どうです?6番以外はいずれも字幕翻訳者の胸に染み入りますよね。5番の句読点は半角・全角に言い換えれば、字幕翻訳にも当てはまります。
 
さて、80ものコツがあるのですが、その中でも“我が意を得たり”という2つをご紹介しましょう。
 
「主語をむやみに入れ替えない」
 
例文: コーチが鍛えて
       全員が上達できた
 
「コーチ」と「全員」2つの主語がある文で、どちらが主役の文かすっきりしません。
 
「コーチ」が主役なら、
       コーチが鍛えて
       全員を上達させた
 
「全員」が主役なら、
       コーチに鍛えられて
       全員が上達できた
 
特に2番目の文の「能動態(〜する)と受動態(〜される)を組み合わせると、主語を入れ替えずにすむことがある」というのは示唆に富んだ指摘です。
 
さっぽろ字幕翻訳スクールの授業でも実践科に入ると、「受動態にすることで、座りのいい文章になる」という添削は毎回出てきます。

 
「主語をかえたら示す」
 
例文: 母は期待しているので、
       きちんと勉強しなければならない
 
       →a.   母が期待しているので
              私はきちんと勉強しなければならない
        b.   母に期待されているので、
              弟はきちんと勉強しなければならない
 
「書き手がわかっていることを読み手もわかっているとは限りません。主語の明示が必要かどうか、読み手になったつもりで考えます。」
 
この一文は掛け軸にしたためて、床の間に飾っておきたいくらい重要な文ですね。
クライアント様からのフィードバックを見ると、いつも「ああ、俺だけが分かってる文だったんだ」と反省することは毎回のようにあります。常に第三者の視点で見直しをしたいものです。
 
例文と簡単な解説だけの見開きページが80個分という構成ですが、シンプルゆえに頭にすとんと落ちていきます。ぜひご一読ください。

 
  • 2016.05.18 Wednesday
  • 22:36

翻訳

「スター・ウォーズ」見てきました!

「スター・ウォーズ フォースの覚醒」見てきました!

 

いやぁ〜、最高でした。これでJ・J・エイブラムスは、名実ともにスピルバーグ、ルーカス、キャメロンらヒットメーカーの21世紀の後継者になりましたね。“ツボを心得た”というスピルバーグのためにあるような賛辞の言葉がぴったり来る出来でした。


フォース
 

ネタバレしないよう内容には触れませんが、確実にエピソード機銑靴茲蠅睫滅鬚、エピソード検銑困鮓た時のような興奮があります。

 

なぜエピソード機銑靴茲衞滅鬚い里?脚本、演出、登場人物の魅力、CG技術の進歩などいろいろな要素があると思いますが、すべてはルーカスとJ・J・エイブラムスの力量の差にありそうです。

 

私は単純にルーカスがヘタな監督であると言っているのではありません。ルーカスはSF映画のフォーマットのパイオニアであり、エイブラムスはその空気を吸って育った世代なので、後発のエイブラムスのほうが単純に力量を比較すれば、上であることは当然です。それは、ペレとメッシ、王貞治と松井秀喜を比べるのと同じことです。

 

具体的にルーカスとエイブラムスの違いが一番感じられたのは、画面の使い方です。ルーカスは169のスクリーンをどうしても4:3のような1画面に捉えてしまうんですね。エイブラムスは、幼少期から169の横長の画面になじんできた世代ですから、きっちり画面を左右、真ん中の3分割で捉えてきます。たとえば、ハン・ソロが出発の別れの言葉をレイアと交わしている時、ルーカスなら2人のアップだけで済ませる感じですが、エイブラムスはアップから引いて、画面の真ん中にミディアムショットで2人を置き、右に駐機するミレニアム・ファルコン号、左にXウイングを置いてきます。それだけ世界観を提示する機会が増えるわけで、観客が「ワォ〜」となる場面も増えるわけです。

 

エピソード検銑困了は、技術的にも制約があり、そして何よりも観客が「スター・ウォーズ」的なものを見るのが初めてだったので、ルーカスが提示する画が最新のものでした。しかし、エピソード機銑靴了は、技術は理解していても、それを使いこなすカット割りやアクションの進化についていけてなかったんですね。

 

「エピソード ファントム・メナス」が1999年で、ルーカスが55歳の時です。このくらいの年齢が社会的評価と実力が反比例していく分水嶺なのかもしれませんね。

 

そしてもう1つ、「スター・ウォーズ」に限らず、最近のアクション映画、戦争映画、SF映画を見ていて思うのですが、かつては現実を写し取ろうとしていた映画という表現手段が逆にリアルを形作るものになってきたということです。

 

私はゲームが好きなので、スター・ウォーズのゲーム「バトルフロント」もちょこちょこやってます。ゲームの戦闘シーンなどのカット割りは映画とそっくりです。というより映画がゲームからヒントを得たのではないかと思うくらいです。戦争映画などはその最たる例で、今最もお金をかけ、最先端の技術で戦争を写し取っているのはテレビゲームでしょう。「コール・オブ・デューティー」とか「メタルギア・ソリッド」とか。ゲームで見たようなアクションを映画製作者が再現し、それを見て育った世代が兵士になり、ゲームで学んだ知識と動きそのままに戦争をする。仮想現実のほうが現実に先んじているわけです。

 

現代のネット上の言説が醸し出す空気のようなものが、現実を覆っていくという現象もうなずける気がします。ネットで強硬な主張をする人たちは、現実の社会では弱者であるという構図は古臭いものです。ネット世代は社会的地位に関わらず、まず仮想現実から入り、それを現実化していくという傾向を持っています。ネット空間で好き放題に言ってたことが、本当に現実化した時に、それを目の当たりにして愕然とするのか、まずます仮想現実の力に頼ることになるのか、どちらに転ぶかで30年後の世の中が変わってきそうですね。

 

何はともあれ、メリークリスマス!

  • 2015.12.24 Thursday
  • 15:55